今日、聖蹟プライムコート東大宮で「医療セミナー」が開催されました。
講演の内容は「歯周病が及ぼす全身疾患について」です。
講師は東京再生医療センターの清水智幸先生です。東京再生医療センターは、プライムコートの経営母体「医療法人財団聖蹟会グループ」に属する、歯科・再生医療を診療科目とするクリニックです。
先生のお話の中で一番印象に残ったのは「歯周病は感染病」という言葉です。
口のなかにある歯周病の原因となる菌を駆除しないことには歯周病を治したことにならず、しかもその歯周病菌が血管を通して体中に散らばって糖尿病などの疾患のリスクを高めるということです。
口の中の歯周病菌を一気に駆除する方法として、東京再生医療センターが行っている治療は、わずか1日で歯周病治療を行う「ペリオド」という治療法です。
保険が適用になりませんが、口腔内の歯周病菌を短時間に駆除する画期的な治療法です。
歯のケアは大切ですが、単に歯磨きをしていればそれで大丈夫ではないことがよく理解できました。
歯が悪くなれば固いものが食べられず、固いものが食べられなければ脳への刺激が減って、認知症が進んでしまう遠因になります。
いつまでも自分の歯で美味しい食事をいただくために、歯のメンテナンスは大切なのですね。